SSTライニング2

SSTライニング2

地下タンク老朽化問題は土壌汚染につながる社会問題として消防法により義務化されました。

平成22年~平成25年の4年間で15,729本のタンクに老朽化対策が実施されましたが、平成25年時点で法定対策期限を迎えているにも関わらず、老朽化対策未実施のタンクが6,626本(約30%)残っており、実施が遅れているのが現状です。 老朽化対策が遅れる主な要因は【費用負担】と【施工期間の長さ】によるものとテクノネットは考えます。

この問題を解決すべく、テクノネットは新工法【SSTライニング2】を開発しました。日本のFRPライニング工法は、未だガラスマット積層のハンドレイアップ法が主流ですが、FRP先進国の欧州では既にエポキシ樹脂によるスプレーアップ法が主流となっています。スプレーアップライニング法は、FRP先進国の欧州では既に25年以上の施工実績があり、スタンダードな工法となっていますが、日本国内での導入はテクノネットが初となる最新技術です。

全国危険物安全協会の認定証

テクノネットは、新工法【SSTライニング2】で多くのお客様が望まれている【コスト削減】と【短期工事】を実現し、ご満足頂けるサービスをご提供致します。

地下タンク腐食
地下タンク腐食

SSTライニング2- スプレーアップの特徴

1. スプレーアップ施工による業界初の【短納期】

従来のFRPライニング施工には、1週間~10日間の施工期間を頂いておりましたが、新工法【SSTライニング2】による施工なら最短3日で施工完了できるようになりました。

工期比較
2. 施工費の大幅な【コストダウン】

人件費や工程コスト、中間コストを徹底して削減し、高級輸入樹脂による施工にも関わらず、お求め安くご提供できるようになりました。

費用比較
【補助金の交付について】

2016年11月現在、FRPライニング工事は (一財)全国石油協会の補助金交付対象工事に指定されています。施工の際には補助金の交付を受ける事が出来ますのでこの機会にぜひ地下タンク老朽化対策をご検討下さい。テクノネットは、補助金受給手続き~工事完了まで一貫したサポートをご提供致します。

3. 重耐食技術による【高耐久】【高強度】【高耐食】を実現

従来のFRPライニングは、ガラスマットを積層する2D構造でしたが、新工法【SSTライニング2】はガラス繊維混合高耐食樹脂をスプレーアップ法により均一に施工するガラス繊維3D一体構造により【高強度】【高耐久】を実現しています。また2mm以上の膜厚を確保し、さらにサンドブラストによる下地処理で剥がれる事のない【高耐久】を実現しました。

レイヤー
  従来のFRPライニング
SSTライニング2
下地処理 サンダーケレン サンドブラスト
下地グレード 第2種ケレン 第1種ケレン
主な利用樹脂 不飽和ポリエステル ガラス繊維混合エポキシ樹脂
構造 ガラスマット2層 ガラス繊維混合3D構造
主な特徴 防水+防錆 超耐食+高耐食
耐久性 5年以上 20年以上(SST2)
ガソリン耐性
軽油耐性
灯油体制
E10耐性 ×
E100耐性 ×
多くの溶剤類 *1 ×

*1 使用樹脂には、従来のポリエステル系樹脂やビニルエステル系樹脂ではなくエポキシ系樹脂を使用し、石油だけでなくアルコールや溶剤類に対しても【高耐久】【高強度】【高耐食】を実現し、タンクの内容物を問わず施工できるようになりました。

4. 安心の長期【10年保証】付帯

新工法【SSTライニング2】は、消防庁危険物保安室・全国危険物安全協会の認定も取得致しました。膜厚測定・ピンホール検査・硬度測定・テストプレートでの剥がれ強度試験を実施し、世界基準の試験データによる信頼性の高い【TUV性能評価】を取得しました。

TUV性能評価
5. 国内唯一の独占技術提携

テクノネットは、【SSTライニング2】を開発するにあたり、長年の施工実績をもつ欧州FRPライニングの最大手WolfTank社と日本で唯一の独占技術提携契約を結びました。WolfTank社でのトレーニングにより【施工責任者】【管理監督責任者】の2種類のライセンスを取得した責任者が、新工法【SSTライニング2】の施工と管理を行います。

独占契約
WOLFTANK
【WOLFTANK社のご紹介】

WOLFTANK社は、貯蔵タンクの内壁及び外壁への漏洩対策の分野において国際展開しているオーストリアを代表する一流企業です。オーストリア大使館の推薦する欧州では最大手の老朽化対策企業です。

6. 安心の追求 - 業界初【地下タンク漏油保険】への加入権

【地下タンク漏油保険】は、ガソリンスタンドを除く地下タンク貯蔵施設において【SSTライニング】を施工頂いたお客様のみご加入頂ける保険です。タンク・配管腐食を起因とした漏洩事故による土壌汚染の浄化費用を負担する【革新的な保険】です。また、施工頂いた地下タンクに付随する埋設配管等からの漏洩事故が発生した場合も補償の対象となります。

保険
保険
保険